KTS ラベルストア

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インクリボンを装着した熱転写ラベルプリンタから白いラベルが送り出されている様子

消耗品のコスト解説「熱転写ラベル編」

コストを見直すための診断ポイント

低価格なラベルの仕様

木目のテーブルの上で台紙から角が少し剥がされた白無地のラベル

<表面の材質>上質紙・コート紙

<粘着>一般強粘着

上質紙・コート紙+一般強粘着=最安値

コストに関わる仕様

「上質紙・コート紙+強粘着」は、熱転写ラベルの中では標準的でコストを抑えやすい仕様です。一方で、ラベルサイズの拡大、特殊素材の使用、裏面ブラックマーク印刷、インクリボンなどの追加仕様は、ラベル単価が上がる要因となります。

コストを左右する6つの診断ポイント

白いラベルロールと黒いインクリボンのロールが並んで置かれている写真
  1. ラベルサイズ

    ラベル面積と単価の比例関係

  2. 表面層(材質)

    用途に応じた材質の選定

  3. 粘着層(糊)

    貼り付け物と環境への適合

  4. 台紙層

    アイマーク(事前印刷)の有無

  5. リボンサイズ

    ラベル幅とリボン幅のミスマッチ

  6. リボン種

    ワックス・レジン等の選定基準

コスト要因①:ラベルサイズが大きくなるほど単価は上がります

※掲載している価格は、2026年07月時点のKTSラベルストアで販売している白無地熱転写ラベルを基準に比較しています。

幅40mm × 高さ30mm

幅40mm
高さ
30mm
  • 1巻の枚数: 2,000枚
  • 総枚数 [10巻]: 20,000枚
  • 総価格: ¥10,340(税込)

1枚当たり単価: 約0.52円(税込)

幅55mm × 高さ60mm

幅55mm
高さ
60mm
  • 1巻の枚数: 1,000枚
  • 総枚数 [10巻]: 10,000枚
  • 総価格: ¥13,860(税込)

1枚当たり単価: 1.39円(税込)

同じ仕様(一般紙+強粘着)でも、サイズが大きくなるだけで単価は上昇します。

サイズは「必要最小限」に抑えるのがコストダウンにつながります。

コスト増加の要因となるラベル3層仕様

ラベル材質・粘着の糊・アイマーク入り台紙の3層に分解されたサーマルラベルの断面イラスト
  1. 1(表面層):ラベル材質

    用途に応じた特殊な材質(耐水・透明・光沢など)の選択によるコスト増。

  2. 2(粘着層):糊の種類

    剥がしやすさ等の機能性付加によるコスト増。

  3. 3(台紙層):裏面アイマーク

    アイマーク(ブラックマーク)の事前印刷工程によるコスト増。

コスト要因②:用途に応じた材質の選択

鏡のように光を反射して強い艶が出ているミラーコート紙の表面

材質: ミラーコート紙

特性:
光沢のある紙
用途例:
高級感の演出が必要な商品ラベルや、視認性を高めたい警告ラベル。
水をはじいて水滴が玉になっているユポ合成紙の表面

材質: ユポ合成紙

特性:
水に強い合成紙
用途例:
屋外、園芸など水濡れが想定される環境。
金属のような光沢を持つ銀色のPETフィルム素材のプレート

材質: PET(フィルム)

特性:
PET素材で高耐久
用途例:
耐水・耐熱・耐久性を誇り、工業用銘板や屋外貼り付け等に使用。

※これらの特殊な材質に変更することで、1枚あたりの単価は上昇します。

コスト要因③:糊の種類

ラベルを貼る対象物の素材や使用環境(運用方法)に応じて、適切な粘着を選定する必要があります。

段ボールにしっかり貼り付いたバーコード入りの白いラベル

強粘着

標準的な粘着となり、一度貼ったら剥がれにくい糊。

霜と水滴が付いた冷凍食品のパッケージに貼られたバーコードラベル

増粘タイプ

強粘着よりも剥がれにくい糊。冷凍商品等で活用。

製品の表面に貼ったラベルを指先で簡単に剥がしている様子

弱粘着

ラベルを貼った後、剥がしやすい粘着。一時的な使用や製品本体への直貼り等で活用。

収納ケースから糊残りなく剥がせる再剥離ラベルと、繰り返し使えることを示す矢印マーク

再剥離糊

剥がしやすく、繰り返し使う用途に最適。

コスト要因④:アイマーク(ブラックマーク)の事前印刷

ラベルプリンタでプレカットラベルを使用する場合、一般的には2種類のセンサー方式でラベル位置を検知します。

ラベルとラベルの隙間を光が通り抜けている透過センサーの検知イメージ

透過センサー(ギャップ検知)

ラベル間の隙間を光が通り抜けて検知。
アイマークの印刷工程が不要なため、比較的安価。

ロール状の台紙裏面に光を当てて黒いアイマークを読み取る反射センサーの検知イメージ

反射センサー(アイマーク検知)

台紙裏面に黒いアイマーク(ブラックマーク)の事前印刷が必須となる。丸形ラベル、タグ紙、その他透過センサーで検知しにくい特殊な仕様のラベルで使用します。加工コストが発生するため割高。

アイマーク検知は、ラベル製作時に台紙裏面への印刷工程が追加されるため、ラベルコストが高くなる要因となります。現在は、多くのラベルプリンタで「透過センサー」による位置検知に対応しており、問題なく運用できるケースが一般的です。

ご使用中のプリンタのセンサー方式を見直すことで、ラベルコストを削減できる場合があります。

コスト要因⑤:インクリボンのサイズ(ラベル幅に対して必要最小限に)

<例>

  • 使用ラベル幅:60mm
  • 使用インクリボン幅:110mm(本来は90mmなどで十分)
熱転写ラベルプリンタの内部。ラベルの上を幅の広い黒いインクリボンが横切っている様子
インクリボンの幅

インクリボンは、使用するラベルの幅に合わせて必要最小限のサイズを選ぶことで、
消耗品コストを抑えることができます。

例えば、幅60mmのラベルに幅110mmのインクリボンを使用すると、約50mm分が無駄になります。
ランニングコストを抑えるためには、ラベル幅に適したインクリボン幅を選ぶことが重要です。

コスト要因⑥:インクリボンの種類

▶詳細はこちらから

ワックス

低コスト・標準用途

【ラベルの素材】
上質紙、コート紙など

セミレジン

耐擦過性あり

【ラベルの素材】
コート紙、光沢紙、合成紙など

レジン

高耐久

【ラベルの素材】
PET(フィルム)など

印字環境を見直すだけで、ランニングコストを削減できる可能性があります。

もし現在「セミレジンリボン+コート紙ラベル」を屋内(擦れない場所)で使用しているなら、
「ワックスリボン」へ変更するだけでコストを抑えられる場合があります。

※印字品質は、インクリボンとラベルのメーカーや組み合わせによって異なります。
ご使用前に印字テストを行うことをおすすめします。

迷ったときはお気軽にお問い合わせ下さい

ご使用のラベル、ラベルプリンターにあわせて最適なインクリボンをご提案いたします。